即戦力採用の問題点、社長!未経験も生かせないんですか?

即戦力採用

まあどうせたいした候補は・・ん?これは凄い経歴だ!即戦力じゃないか!

このCMかなり有名ですが、これを見るといつも思うことがあります。

それは即戦力採用を主眼に置くことっていいことばかりじゃない!ということ、そしてこの社長も同じくたいした候補じゃないよなーということです。

そこで今回この記事では即戦力採用の問題点とそれを主眼に置くことの危うさ、またCMの社長こそがたいした候補じゃないと思った理由について書いていきます。

社労士オザワ
ちなみに私もたいした候補や凄い経歴ではないです(笑)ってこれは単なるCMに対するひがみですが・・

自分もそんな即戦力になりたい!

 

即戦力採用の意義

当たり前のことですが、どこの会社でも即戦力を採用できるのがいいに決まっています。

これは大前提です。

即戦力で働いてくれる人材を採用することによって教育の手間もかからないし、今までの経験を生かしてすぐに会社の利益に貢献してくれます。

特に人手が足りていない会社なんかは、即戦力が欲しくて欲しくてたまらなくて求人なんかで経験者優遇!なんて書くことも多いのではないでしょうか

社労士オザワ
でも先ほどあげたCMのように即戦力ばかりを求める会社の姿勢は非常に危ないと思います!

 

即戦力採用の問題点と主眼に置くことの危険性

ではこのいいことばかりに思える即戦力採用ですが、問題なんてあるのでしょうか?以下問題点をあげていきます。

即戦力は高賃金を求める

普通に考えれば当然だと思いますが、即戦力の仕事が出来る人材はそれ相応の賃金評価を求めます。

自分の話で言えば仕事が出来るかどうかはわかりませんが、ホテルのフロント業務に関しては数年責任者として管理と現場を担当していたので

未経験の人に比べたら、そのホテルでのやり方を簡単に教えてもらえればその日の内にフロント業務が出来る自信があります。

でも、もしそんな状況で賃金が思ったよりも低かったらすぐ辞めるでしょう、理由は経験があるので今より高い評価で雇ってくれる所があるかもしれないからです。

もしもその業界や職業の平均より多く給料が出せる場合はいいと思いますが、同水準のものしか出せない場合は注意が必要です。

職業別の給与水準が知りたい方は記事にしているので見てください。

従業員の教育スキルが上がらない

即戦力の人材の採用は教育担当者にとってめちゃくちゃ楽です。簡単に業務内容を伝えれば自分で考えて仕事をしてくれるからです。

でもそれって教育担当者にとっていいことなのでしょうか?

私は仕事を1から教えて自分の教育スキルを上げることはとても重要なことだと考えています。

なぜなら

●人に1から教える事で業務の再確認が出来て、そこから反省や改善が生まれる

●教育スキルの向上は人に伝える力がついて、それは顧客への説明力の向上にもつながる

この2点の効果があると思うからです。即戦力や経験者ばかり狙って雇うとこの能力は身に付きません。

会社への帰属意識がない

これは想像出来ると思いますが即戦力の人材は、1から仕事を苦労して先輩に教えてもらいながら覚えた経験が無いため会社への帰属意識が低いです。

これも私の体験で申し訳ないのですが、自分は未経験で4年間介護職を務めた経験もあるのですが、その介護職を辞める際はその仕事は未経験で1から色んな上司や同僚に仕事を教えてもらいながら一人前になったので、辞める時非常に悩みました。

それは1から色々教えてくれた会社に対して感謝の気持ちが強かったからです。

でも、もし経験豊富な状態で雇われていたら教えてもらうことも少ないし会社への感謝の気持ちは少なかったと思います。

そしてこの低い帰属意識は、その会社よりもいい条件を見つけたりスカウトされた際の離職につながります。

経験者優遇・即戦力募集!はマイナスでしかない

求人でよく見かける言葉、経験者優遇します!即戦力募集!求人の際のこういった言葉は個人的にはマイナスの影響しかないと思います。

なぜかというと

●経験者優遇・即戦力募集!と書くと、経験者でも仕事が出来なかった場合に責められそうで怖くて応募できなくなる

●経験者ばかりの応募になってしまい、未経験でも個の力があり仕事が出来る新人の採用機会が損失する

以上のような理由から経験者優遇・即戦力募集を前面に打ち出すことはマイナスでしかないと考えます。

即戦力採用を主眼に置くとどうなる?

即戦力採用を採用のメインに置くと目先の利益は上がるでしょうが、上に書いたような理由から長期的には人件費が増えてなおかつ離職者も増えると思います。

社労士オザワ
即戦力も求めつつ、未経験者も受け入れることが会社が成長するには必要なことだと私は考えます。

 

CMの社長こそがたいした候補じゃない理由

それでは最初に私が書いたこと、CMの社長こそがたいした候補じゃないと思った理由について書いていきます。

単刀直入に言うとその理由は、この社長が経験豊富だったり凄い経歴でしか人を判断できない人材だからです。

先ほどにも書きましたがそもそも即戦力で経験豊富な人材だけが会社に利益をもたらすとは限りません、会社が1から育てた帰属意識の高い会社を愛する人材が長期的には一番利益をもたらすのではないでしょうか?

このことがわかっているなら即戦力が来たら嬉しいけど、未経験者が来ても短期間で即戦力に出来るような体制に会社がなっていて、即戦力に一喜一憂する社長そして会社にはなっていないと思います。

こんな一喜一憂社長はたいした人材ではありません。

 

まとめ

これは私一個人の考えですが、即戦力な人材を集めることは決して間違っていないと思うけど、そればかりに注視することは問題ではないでしょうか?

社労士オザワ
未経験でも1から育てられるような体制を作れる会社が、これから先も生き残っていけるような企業になると思います。

以上で終わります。

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