労基法5条、強制労働の禁止

強制労働の禁止

労働基準法1条から7条までは労働基準法の基本7原則と呼ばれ、労基法の基礎と位置付けられており、労働基準法を理解する上で大切な考え方になります。

今回は労基法5条、強制労働の禁止について短いですが、条文の紹介と内容の解説をしたいと思います。

それでは条文を見ていきましょう!

強制労働の禁止の内容

法第5条

使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。

この規定は暴力などを使って無理やり労働者に労働を強制してはダメですよ!という内容です。

戦前の日本ではタコ部屋労働と言って、建設現場や炭鉱などでは、長時間労働に従事させられ言うことを聞かないと殴る蹴るの暴力、寝泊まりは数十名がぎゅうぎゅうずめで平屋に住まわされ、外からカギがかけられて逃げることもできない。

いい仕事あるよ!と騙された労働者がそんな仕事に従事する例が多くありました。

こんな事を二度と起こさないためにこの強制労働の禁止という条文が出来たのです。

そしてこの強制労働の禁止は、実際に労働者が労働に従事しなくても暴力などによって労働を強制した場合にはこの条文に違反したことになります。

この強制労働の禁止は

日本国憲法18条 奴隷的拘束及び苦役からの自由

何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

この考え方を労働基準法で実現した条文でもあります。

またこの条文に違反すると、労働基準法でもっとも思い罰則10年以下の懲役、300万円以下の罰金がかせられます。

以上で解説を終わります!

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